田舎の梅仕事

梅の季節がやってきました。内子町の宿ではお米や野菜を自分で作っているところが多く、ゲストが来たときだけでなく普段から自家栽培の野菜やお米を食べています。また、季節のものは長く保存できるように加工して、1年中楽しめるように工夫しています。今回は梅取りの作業を手伝ってきました。

大きなバケツを持って梅の木に向かいます。晴天なので帽子も忘れずに。梅干しや梅シロップに加工する場合は、まだ緑で固い状態の梅を採ります。

枝もたわわという感じでとてもたくさん成っていました。梅は手で簡単にぽろっと取れます。バケツに2杯分たっぷり収穫できました!

加工する前に竹串で、残っている枝と固い芯を取り除いていきます。指で簡単に取れるものもありました。量が多いので地道な作業です。

家に帰ったら教わった通りに梅シロップを作ります。瓶を熱湯で消毒したら、洗って乾かした梅と氷砂糖を交互に詰めていきます。好みによりますがおおよそ梅と氷砂糖が一対一で良いそうです。梅を凍らせたり、お酢を入れるレシピもあります。

詰め終わったら蓋をして、1日おきに瓶を上下にゆすって、中の液体を梅にまんべんなく触れさせてカビの発生を防ぎます。冷暗所に保管して、10日程度で氷砂糖が溶けて、1ヶ月程度で飲めるようになります。一度煮沸して容器に密閉すれば1年保存することもできます。暮らしの知恵ですね。

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