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内子町の五十崎エリアには、かつて機関車が走っていた線路の跡が残っています。普段人が通る道ではなく、奥まった場所にあるので外からは見えませんが、今でも数名の有志が定期的に草刈りをして線路を守っています。
内子線は内子駅~五郎駅間の5駅を通すために作られた線で、1920年に開通しました。当時は人だけでなく材木や銅などの物資も運んでいたそうです。1986年に予讃線新線が開通したと同時に駅が移転し、この線路も使われなくなりました。
当時新しい線路を作る計画とともに、国道56号線と、高速を通す計画もあったため、大規模な工事となり、1つの集落ごと引っ越す必要があったそうです。
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たくさんの人の想いがつまった線路を残したいと、旧内子駅駅長が草やゴミ、泥で埋まっていた線路をスコップを使って復活させました。現在残っている線路は一部のみですが、定期的な草刈りのおかげで人が通れるようになっています。過去にはファンのための廃線ウォークイベントも開催されました。
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竹林で影が作られて、日中でも涼しく快適な環境です。内子町に来た際はぜひ足を運んでみてください。
廃線跡が見れる場所